「教員不足だけど、子育て中で戻れない…」。 一人の元教員の声から生まれた【教員の時短勤務制度】
No.011
対話
調査・検討中
実現
【市民のお悩み・ご相談】
地域回りの際、子育て中の元教員の女性から切実なお声をいただきました。
「教員不足と聞いて学校に戻りたい気持ちはあるけれど、子どものお迎えや家庭での世話があり、担任として週5日フルで働くのは難しい…。『担任は無理でも、週3日や短時間なら教育不足に悩む現場を助けたい』」
子どもたちや学校現場に貢献したい想いがありながらも、従来の固定的な勤務形態では育児との両立が難しく、復職を諦めざるを得ないという深い葛藤を抱えていました。
【松尾ひさしの取り組み】
「人と会い、人と話す」「現場の一人の声に寄り添う」ことを信念とする松尾ひさしは、いただいた声を踏まえ、2022年6月定例会の総務財務常任委員会で市に提案しました。
教員不足に対応する各種支援スタッフ(会計年度任用職員)の配置・補正予算の審議において、従来の週5日勤務一律だけでなく、「週3〜4日」や「短時間」といった柔軟な働き方を認める緩和策を取り入れるよう提案。
教員免許を持つ優秀な人材が復職しやすい環境をつくることで、子育て世代の復職支援と、教育現場の負担軽減・教員不足解消を同時に推進する仕組みづくりを強力に訴えました。
【実現した成果】
この提案を受け、市としても柔軟な条件での募集・採用へと動き出しました。
16時までの短時間勤務制が実現:松戸市内の小学校等を対象に、16時までの勤務や週3〜4日といった柔軟な勤務形態での募集がスタートしました。
子育て世代の復職環境を整備:育児中の元教員が無理なく現場へ復帰できる仕組みが整い、現場教員の負担軽減へ大きな貢献を果たしています。
他自治体への波及:一人の声から始まった松戸市の先進的な取り組みは、現在では他の市や県へも大きく広がっています。
